e6e960a6.jpgダンナの座椅子は半年で壊れる。
今までは完全に壊れて使い物にならなくなってからの交換であったが、今回はビミョ〜に使える。
そこで犬用にお下がりとして使わせているのだが...
なにしろモノは一つ。
自分たちのボスの匂いがプンプンする座椅子はとても魅力らしく、ロッソとパーチェの激しい略奪戦が毎日のように繰り広げられるのだ。
まずロッソが陣取る。
優越感にひたり優雅に丸くなるがパーチェが黙っていない。
「ちょっとでいいから座らせてよ〜」とウ〜ウ〜唸りながら前脚でちょっかいを出すがロッソはシカト。
ちょっかいがいよいよ激しくなってくる。
ドーベル特有の立派な犬歯丸出しで半分本気。
ロッソのテンションが最高潮に達する頃パーチェはササッと座椅子を陣取り背中を丸めとっとと寝ちまう。
あとに残されたロッソはボ〜然。
頭を垂らしてトボトボと私のところに報告に来る。
抱っこで慰めてやるとパーチェは飛び起きて抱っこをせがむ。
その隙にロッソが座椅子を陣取り...
 と、まぁ飽きもせず、この繰り返しなのである。